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ドラクエ10のネガキャンを否定しまくる #DQ10

2012.09.05



ゲーム記事ライターとしても活動しているワタクシですが、
『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族』の話題は個人的にこのブログでお届け。

とりあえず、さまざまなメディアで取り上げられているネガティブな話題を
プレイヤー目線でひとつひとつ語らせてくださいな。
プレイヤーからすると、ネットで拡散されている情報に対して、超違和感だらけなのです。
その違和感をひとつひとつ、語っていきたいと思います。

で、大体こんな項目でお届け。

■前作に比べて売上激減?前提として知るべきポイント
■プレイヤーにはオンラインRPG初心者も多い
■スクエニのトラブル対応はけっこう優秀
■ゲーム内で賭博が横行?人気サーバーに近寄らなければ万事解決
■「割り込まれて経験値を横取り」は正確な表現ではない
■シングルプレイ、全然できるよ
■しっかりナンバリング作品
■結局、ポジティブな点はどこなのよ?

クソ長いので、興味がある項目だけでも読んで頂ければ幸いです。



■前作に比べて売上激減?前提として知るべきポイント

8月26日までの売上累計は、約55万6千本(ファミ通調べ)。
調べると、大体「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」の国内売上と同じような数に達してます。
これって、「数字」としては決して少なくはないですよね。

前作DS『9』の累計売上が500万本に迫る勢いなのと比較すれば少ないのは確かですが、
「オフラインRPG」と「オンラインRPG」では、意識的な部分で違いが多く、
「オンライン」という言葉そのもの、もしくは環境の準備に抵抗が多い人も事実。
ただし、据置きゲームハードのオンライン(ほぼ)専用タイトルとしては、
驚異的な売上であることもまた事実だったりします。

国内では最大級のオンラインRPG『ファイナルファンタジー11』でも最盛期の会員数は50万人ほど。
それとほぼ同等規模で展開している点で、ボーダーは既に越えているかなぁと感じます。
しかも、まだ売上本数はリアルタイムで伸びてます。

ディレクター藤澤氏は、「社長が訊く」にて、

少し様子を見ていただいて、
「大丈夫そうだ」というウワサを聞いたら、
ちょっとずつ入ってきていただけたらいいなと思います。

と語っている点から、口コミなどで広がることに期待を寄せていて、
事実、発売から1か月経った今もソフトの売上本数が伸びている点から、
「大丈夫そうだ」というウワサを聞いた層が新たに購入している現状が窺えます。

また、Wiiは今現在最も普及している据置きハードであり、
Wii Fitなどで開拓した「ゲーム離れ層」が
『ドラクエ』というタイトルに反応する可能性も秘めているので、今後の売上の伸びも未知数。
Wiiのハード自体は持っている、家にネット接続環境もある、『ドラクエ』も昔プレイしていた、
そんな条件に当てはまる人は、ものすごい数、日本に眠っているのではないでしょうか。

ビジネス視点は、全く詳しくないので簡潔にポイントだけ。

エンターブレインの浜村弘一氏がドラクエのオンラインタイトル化発表に伴う株価下落時に
「(反応した人は)FF11のことを知らない人」とコメントしてます。
オンラインRPGの長期的なビジネスは『FF11』の成功例があり、
『ドラクエ10』は、今現在それと同等かそれ以上の軌道に乗りつつあります。

まぁそういうことなので、長期的なオンラインRPGのビジネスと、
オフラインRPGのビジネスを単純比較するのはナンセンスだよってことです。はい。

「爆死」と言っている人は、知っていてあえてネガキャンしている人か、
全く知らないで言っているか、本当にどちらか。
どんなにマイナスに考えても、
現段階でビジネス的に「大失敗」であるという結論は誰も出せないと思います。



■プレイヤーにはオンラインRPG初心者も多い

プレイヤーには、オンラインRPG初心者も多いようです。
事実、ワタクシ自身も本作でオンラインRPGデビュー。
『ドラクエ10』で知り合った方々にも、これが初オンラインRPGという人も多いです。
もちろん体感なので正確な数字はわかりませんが。

「ドラクエのオンラインRPG」に興味を持った人(過去のシリーズファン)、
「オンラインRPGは疲れるから離れたけど、ドラクエ10は良さそうだぞ」という人、
「オンラインRPG好きなので、ドラクエ10ももちろんやるぜ!」という人が
自分の周囲には多く、それぞれのプレイスタイルで上手く棲み分けているように感じます。

ただし、逆にネットマナーに精通していない人、特に低年齢層も多いようです。
こういった人たちは、本作で上手くマナーを学んでいってほしいなぁと思う次第。

難易度や攻略のペースもオフラインのそれとは異なるバランスなので、
そのあたりに不慣れな人が「こんなのドラクエじゃない!」と声を上げている印象。

個人的には、『ドラクエ』をオンラインRPGに落とし込んだとき、
まったりと楽しめる本作のバランス設計は十分納得できる範囲です。
自分の周辺のオンラインRPG初心者の方も、
納得の上でまったりと遊んでいる人が多いです。

逆に他のオンラインRPG経験者からすると、
むしろ「レベルアップとかこんなにラクでいいの?」という声が聞こえてくるほど。

これまでの『ドラクエ』と、オンラインRPGとしてのバランス、
その妥協点というか、せめぎ合った部分というか、
絶妙なところをついていると思うワケです。
なので、オンラインRPG初心者の人でも安心してプレイできると思います。

いわゆる「廃人」と呼ばれるような、熱烈なプレイヤーとは、
プレイのペースも、プレイのスタイルも自分はかなり異なるのですが、
そういうプレイヤーも一部にいらっしゃるということも確かです。
自分が「廃人化」するかどうか、こればっかりは自分次第。

とは言え、「社長が訊く」にて、

最初に堀井さんから、
「お客さんが、自分の生活を破綻させてまで
 遊んでしまうゲームにだけはしないでほしい」
と言われまして、その答えとなるシステムをつくりました。

というコンセプトのもと、ログアウト中も経験値やゴールドが稼げる「サポート仲間」や、
時間をおいた際に次回プレイ時が有利になるアイテム「元気玉」というシステムが
搭載されているので、
まったりとしたプレイスタイルなほど快適さを実感できると思います。
他のプレイヤーと何かを争い合うゲームではないので、
自分のペースで楽しめばOKなのです。



■スクエニのトラブル対応はけっこう優秀

発売初日からメンテという一部報道はダウト。
本作はオンラインモードにたどり着くまで、
チュートリアルと物語の導入部を兼ねたオフラインモードをプレイする必要があるので、
初日のオンラインは比較的空いてました。

逆に8月中旬~下旬頃まで細かに緊急メンテがあったのは本当。
オンラインに接続してプレイするユーザーが、予測よりも大幅に多かったり、
運営するサーバーに高い負荷がかかったりしたためだと思われます。

ただし、それらを含めた諸問題に対して
サーバーの数を20からの40と倍に増やすなど、運営側は比較的素早く対応しています。
(当初は緊急設置サーバーでしたが、今は40個に増やしたまま運営する方針に切り替えた模様)
プレイヤー約50万人を有するオンラインRPGとしては
かなり素早く、細やかであるのではないかと思っています。

もちろん、緊急メンテナンスの時間帯や回数の多さに、
「金返せ」「無料期間延ばせ」とクレームを付けるユーザーもいました。
この声が多くのニュース系ブログなどで拾われ、拡散されていたのは事実です。
しかし、スクエニの深夜・早朝のトラブル対応に、
「がんばれ」という声も多かったのも、拡散されていないだけで、事実だったりします。
結局のところ、このあたりも、まったりとプレイするプレイヤーと、
駆け足でプレイするプレイヤーに温度差があるだけではないかと。

発売日組の無料期間(20日間)が終わり、学生は夏休みが終わり、
現在、日中のサーバーは比較的空いています。
ただし、夜22時頃はまだまだ混雑が続いていて、
課金が必要な状態になっても継続してプレイするユーザー数が減っていないことが窺えます。

もし『ドラクエ10』が本当に、プレイヤーの総意として
「つまらない」「欠陥だらけ」「サポートが悪い」ということであれば、
今頃サーバー数は元の20コに戻ってるだろうし、混雑も軽減していると思います。
そうなっていないということは、総じてプレイヤーの「及第点」に達していると考えて
間違いないと思います。



■ゲーム内で賭博が横行?人気サーバーに近寄らなければ万事解決

日経が記事にまでしちゃったニュースなので、知っている方も多いかも。
これはゲーム中にプレイヤーが他者とコミュニケーションを取る際の「しぐさ」のひとつ、
「ダイス」を使って行われている行為らしいのですが、
ワタクシはその光景を一度も見たことがありません。

そんなワケで、まずこの話のポイントを確認。

しぐさ「ダイス」は1~99の数字をランダムで表示する、
プレイヤー同士のコミュニケーションに使う機能です。
ほかのオンラインRPGにも導入されている、よくある機能で
本作の独自のモノではありません。
本来ならば、例えばオンライン上でパーティーを組んだ際に、
「何分レベル上げやろうか?」とか、
「奇数が出たら右、偶数が出たら左に進もう」とか、
そんな感じで使いますが、もちろん使い方はプレイヤーに委ねられています。
この機能を悪用しているのが賭博行為というワケです。

この機能によるギャンブルをゲーム内チャットで呼びかけ、
ゲーム内マネー(ゴールド)をやりとりする賭博行為があるようですが、
これについては、ギリギリゲームの範疇。
スクエニサイドも、

アイテムやゴールドの交換は、信用のおける相手と行われることをおすすめいたします。

と、呼び掛けているので、プレイヤーがちょっと注意すれば良いというだけの話です。

このほか、ゲーム内ではアイテムを強化するなどと呼び掛けて、
ゴールドやレアアイテムを持ち逃げする詐欺行為も見受けられるとか。
これに関しても、スクエニの呼び掛け以上にできることはありませんし、
そういう呼び掛けがあるにも関わらず、引っかかる人がいることも問題です。
無理矢理持っていかれることは絶対になく、あくまでも合意して「渡す」ことしかできないので、
シンプルに自衛することが問題を減らす第一歩。

話が少々それました。賭博行為の話。

日経の報道では、このゲーム内の賭博行為を
リアルマネートレード(ゲーム内マネーを、オークションなどで現金で売買する行為)と結びつけ、
賭博罪が適用されるのではないか?というムチャなもので、
そもそもリアルマネートレードは規約違反なので、
ヤフオクなどで見かけたら通報すれば良いだけです、はい。

で、これらのポイントをおさえて、知ってほしいことなのですが、
ワタクシ自身はこのテの光景を一度も見たことがないということです。
なぜか?というと、これらの悪質な行為は、
コアなユーザーが集まりやすいサーバー、すなわち「サーバー01」を中心とした
若い番号のサーバーの、人が集まりやすい場所の、
ほんの一部で行われているのがほとんどで、
初期は05を中心に、最近は30以降を使用している自分にはまったく無縁だったりします。
そういう対策だけで、そういう光景を見ることが十分に回避できます。

なので、そんな賭博黙示録なんか見たくないという人は
単純に若い番号のサーバーを避ければ良いだけです。
それによるデメリットも特にありません。

また、オンラインRPGとしての本作ならではの特長として、
サーバー間の行き来が非常にし易いという点が挙げられます。
基本的に、いつでも気軽にサーバー間を移動することができます。
友人・知人と一緒にプレイする際など、必要なときにどんどんサーバーを変えればおkです。



■「割り込まれて経験値を横取り」は正確な表現ではない

本作の戦闘は『9』から採用されている「シンボルエンカウント」によって発生します。
フィールド上にポップアップ表示された敵にぶつかると戦闘が開始されます。

一部報道で、「バトル中に別プレイヤーに割り込まれ、経験値を奪われる」と
伝えられていたようですが、こんな機能ありません。
一度戦闘に入れば、ほかのパーティーに割り込まれる余地は一切ありませんし、
経験値はもちろん、ゴールドも奪われません。

ただし、一応捕捉の知識として知っておいてもらいたいのは
(特にプレイヤーでない方に)
ポップアップされるモンスターは、かなり数が多く潤沢、
かつ撃破後の次のポップアップまでの感覚が短いとは言え、
人気のモンスターや、少数しか出現しないモンスターにおいては、
他のプレイヤーと「バトルそのものが取り合いになる」という状況はあり得るということ。
しかし、ひとつのパーティーがエンカウントし続けられないよう、
バトル後のパーティーは数秒間エンカウントできない時間が発生します。
これによってちゃんと公平さが保たれているので、
それに対して文句をつけてくるプレイヤーがいたら、ぶっちゃけただのキ○ガイなので、
迷惑行為として通報しても良いぐらいです。

そんな「バトルの取り合い」によって殺伐としているかと言ったら、それほどでもなく。
なぜなら「おうえん」し合った方がお互いにとってメリットがあるように
ゲームが設計されているからです。
(※バトルしている他のパーティーを「おうえん」することで、
おうえんされた側は行動1回分、攻撃力などが上昇)

わずかでも殺伐とした空気を感じて
それが嫌になったなら、広大な『ドラクエ10』の世界、
人気スポットばかり行かずに、自分だけのバトルし易い場所を発見すれば良いだけ。
正直、なんで人が誰もいないの?って感じるオイシイ場所が、
めちゃくちゃいっぱいあります。
攻略サイトの情報ばっかり頼りにしないで、自分で探そうぜ、みんな。



■シングルプレイ、全然できるよ

一部報道や著名な方の発言によって、
「シングルプレイは不可能」だと思っている方がいるようですが、
それは全くのダウト。
ほかのプレイヤーが存在する世界で遊ぶことは確かですが、
ほかのプレイヤーをほぼ無視してプレイすることだって可能です。

プレイヤーの状態を表示する機能があるのですが、
「ひとりプレイ中」にすることで、誰かからパーティーに誘われることもありません。
また「ネタバレ防止中」に設定すれば、
周囲のチャットの内容を非表示にすることも可能です。

アイテムや装備の売買に便利な「旅人のバザー」や
酒場で雇える「サポート仲間」は、
他のプレイヤーと間接的に関わることになりますが、
直接干渉することが全くない機能です。

特にAIで勝手に戦闘してくれる「サポート仲間」は、
『ドラクエ4』感覚での1人プレイを可能にしてくれます。
「ガンガンいこうぜ」といったお馴染みの命令は
一人一人のサポート仲間に出すことも可能。
これらを駆使して「ラスボス的な存在」を撃破したとの報告もあります。
(あまり事情に詳しくないのですが、オンラインRPGにおいて
上級職搭載など大規模なアップデートがない現状のような段階で、
「ラスボス的な存在」を撃破できること自体が異例のようです)

もちろん、「サポート仲間」よりも、プレイヤーが操作したパーティの方が
さまざまな融通が利き、柔軟に戦闘をこなせるので
有利であることはほぼ間違いないです。
ただ、ストイックに頑張り、より上手くプレイすることで、
ソロでもパーティープレイと同等のことが達成できるということも
ぜひ知っておいてほしいと思います。

かくいうワタクシも、レベル上げなどは基本的に
サポート仲間を引き連れたシングルプレイです。



■しっかりナンバリング作品

『1』は、1人旅でした。
『2』は、3人パーティーが組めるようになりました。
『3』は、4人パーティーかつ転職でプレイヤーの個性が出せるようになりました。
『4』は、そこにあたかも意志が存在するように個性的な仲間パーティーがAIで動きました。
『5』は、仲間モンスターで、魔物たちの個性がより強くなりました。
『6』は、転職システムをより現代風にアレンジし、現在のドラクエの職業システムの礎を築きました。
『7』は、なかまと話して冒険感を強め、短編的な話の連なりで壮大な物語を描きました。
『8』は、鳥山明氏のイラストをそのまま動かしたかのようなグラフィックと世界観が魅力的でした。
『9』は、多人数でプレイやすれちがい通信によるコミュニケーションの可能性を切り拓きました。

こうして『ドラクエ』の歴史を流れで振り返ってみると
『10』が多人数参加型のオンラインRPGを目指していたことも見えてきます。

読売新聞のコラムによると、

実は、シリーズの生みの親である堀井雄二さんは、10年以上前からDQのオンライン化を構想していた。「ドラゴンクエストVII(7)」(2000年発売)の頃に取材した際、「日常とリンクするドラクエ」として、いずれはネットゲームにしてみたいと筆者に語っていたのだ。家庭に高速通信が普及し、ハードの環境も整った。10年越しの夢が、ついに実現したのが本作である。

と、オンラインゲームに向けてステップを踏んできたことも窺えます。

実際に「オンラインRPG」というジャンルに抵抗と偏見が少なからずあった自分も、
「ドラクエならやってみるか」と手を出したクチです。
ナンバリングシリーズをプレイしてきて、『10』をプレイしている自分からすると、
紛れもなくドラクエのナンバリングシリーズ最新作であると感じます。

『8』に近いアプローチのグラフィックは
携帯機向けだった『9』で肩を落としたユーザーの期待に応えるでしょうし、
装備による見た目の変化など、『9』で面白かった部分もしっかり継承。
ネットワークを利用した試みも、『9』から更に踏み込んだという印象を持ってます。

サポート仲間は『4』のAIによるパーティーシステムを彷彿させますし、
物語をある程度進めると、自由度がババーンと広がるのは『1』~『3』っぽくもあり。
各地域で展開する物語の連なりは、『6』以降っぽくもあり。
感動もできるハートフルな物語が散りばめられているのは『5』っぽくもあり。

間違いなくこれは「外伝」ではなくて「ナンバリング」の系譜です。

その上で、進化もしくは変化した部分に違和感を感じている人が、
声を張り上げて作品そのものを否定していますが、
それはちょっとネガティブすぎるかなぁと思ってます。

オンラインになっても「ドラクエらしさ」は全く失われていません。
正直、もっとドラクエっぽくなるなることを覚悟してたので、むしろ拍子抜けですw
全体に漂う雰囲気、台詞、音楽、世界観などなど、
ひとつひとつがめちゃくちゃドラクエしてます。

「外伝」作品を許容できる人なら、ハードルを下げてぜひプレイしてみてほしいです。
「コレ、やっぱナンバリング新作だったわ」と思い知らされる瞬間がきっと来ると思います。



■結局、ポジティブな点はどこなのよ?

ネガキャンを否定してばかりでもアレなので、最後にポジティブな点を挙げまくってみます。

・戦闘が超面白くなった
従来のコマンド選択式の戦闘に、位置取りの概念が加わったと考えれば大体あってます。
ネット上ではすっかり「相撲」で通ってしまっている
「モンスターを押して抑える」システムが本当に秀逸です。
戦士などの前衛が、魔法を詠唱中の後衛を抑える。
上手く「相撲」すれば、パーティーのダメージコントロールなどを
戦略的に考えられるようになり、
従来のドラクエの淡々としたコマンド選択式バトルよりも、
エキサイティングなものになっていることは間違いないです。
求められるアクション性は、ホントにほんの僅かなものなので、
例えば『モンハン』のような緻密なアクションが苦手な人でも十分に対応できます。

・やること、やりたいことが際限なくある
まるまる『どうぶつの森』みたいな要素が入っていると思ってくれても大丈夫なほどに。
10月のアップデートでは、ドラクエの世界の中に自分の家まで持てちゃいますし。
プレイ中の写真もかなり自由に撮れます(後述)。
職人システムによって装備を作り、それをバザーへ出し、
バザーでより良い装備を見つけ、コーディネートで個性を出し・・・
自分の思い通りのキャラを育てて、作っていこうというだけで、
やりたいことややってみたいことがどんどん出てきます。

・最強がない
職業におけるスキルポイントの割り振り。
現在のレベルキャップ(上限)は50なので、
あくまでもそこまでの話ですが、最強と呼べる最強が存在しません。
ステータスアップやとくぎを覚えるために必要なスキルポイントは、
上限が決まっているために、際限なく注ぎ込めるワケではないし、
各職業で地道にスキルを貯めたとしても、その強さには限界があります。

一方を立てれば、一方が立たず。
このあたりが非常にドラクエらしい絶妙なバランスです。
例え「サポート仲間」であったとしても、
パーティーの組み合わせも非常に大事になってくるバランスに仕上がっています。

その分、もっとステータス以外の側面で
個性を出せるようにしてほしいとも思っていますが、
これは今後のアップデートに期待してます。

・テンポが良い
ストーリーも細かなシステムも、地味にテンポが良いです。
ドラクエシリーズって代々ゲームのテンポに気を遣っていたイメージですが
(特にリメイク『5』とかいつ読み込んでいるのかわからないレベルでした)
本作も読み込みは最低限。
ネットに接続して、いろいろ細かなデータをダウンロードしているとは思えないほど
サクサクしています。
ただし、人が極端に集まっているところではやや重いときも。
こればっかりはちょっと仕方ないかも。

・ウェブサービスとの連動が便利
プレイヤー専用PCサイト「目覚めし冒険者の広場」が超便利です。
酒場に預けてログアウト中「サポート仲間」になっている自分の状況を逐一確認できたり。
バザーの出品状況なんかも確認できます。
個人的には、プレイ中に撮った写真をここでアルバムとして閲覧することが超便利。
しかも規約を守れば、ブログやTwitterにも転載OK

3DS専用ダウンロードソフト『冒険者のおでかけ便利ツール』では、
更に各バザーの詳細を見れたりと、これも便利。
「すれちがい通信」に対応しているだけでなく、
プレイ中に開いてさまざまに状況をチェックしたりもできます。
使い勝手をもうちょっとだけ良くしてくれれば更なる神ツールに化けそうです。
こちらもアップデートに期待。

自分の場合は、iPhoneから「目覚めし冒険者の広場」を見ることが超多いです。
(PC表示だけど、特に問題なく閲覧可能)
オンラインRPGならではのネット連携は、
プレイしていないときも「ドラクエやってる感」を得られますw
早く仕事や勉強を終わらせて、ドラクエやりたいって人も多いはず。

・プレイヤーが多い
直接・間接問わず、コミュニケーションがゲームの面白さを左右するタイトルにとって
プレイヤーの数は非常に大事。
DS『おいでよ どうぶつの森』がスマッシュヒットし、
Wii『街へいこうよ どうぶつの森』がイマイチ消化不良気味だったのも、
この理由に尽きると思っています。
「サポート仲間」は、どんどん自分が借りられるし、どんどん他人を借りれるし、非常に充足してます。
自分が「職人」となってアイテムや装備を作り、見知らぬ人に流通させる「旅人のバザー」は、
人が多すぎてデフレが進行するほど。
価格が流動するリアルな市場のそれと近い状況で、
買い時、売り時を見極めるのもゲームの一部となっています。
プレイヤーが少なければ、こういう「ならでは」の面白さは半減してしまうと思うので、
プレイヤーが多い今の状況は単純に喜びたいです。




さて、長々語ってきましたが、まだまだ全く語り尽くせません。
しかしながら、ここまでマイナーバージョンアップのみの1か月強しか経っておらず、
『ドラクエ』の世界に家を作れる機能や、上級職の実装、
まだまだ未発表の要素が追加されるのは、これからのことだったりします。

更には、よりハイクオリティな画質や処理で楽しめるであろうWii U版の発売も控え、
ネガキャンしてる場合じゃねーぞってのが、本当に自分自身の素直な感想です。

これだけプレイヤーがいれば、真にネガティブな側面が浮き彫りになっても、
しっかりと運営スタッフが対応せざるを得ないだろうし、そのあたりは安心もしています。


Wiiを持っていて、ネット環境も整っていて、ドラクエに興味がある人。
外伝感覚でプレイしてみればイイと思うよ!
Wii U版待ちの人は、楽しみにしていて大丈夫そうだよ!


ナンバリングドラクエを全てプレイしてきて、本作でオンラインRPGデビュー。
そんなワタクシの記事が、誰かに届けば幸いです。

それでは、アストルティアでお会いしましょう。



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