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今年1年を振り返る2009

2009.12.31



毎年恒例、振り返るシリーズ。
ちなみに、去年の振り返るはコチラ。
今年の新年の抱負的な記事はコチラ。

今年の目標・テーマであった「安定」は、達成出来たかと聞かれれば間違いなくNOです。
やりたいことや期待されていること、自分が果たすべき義務を体現出来ずに
投げ出してしまうことも多く、不安定な1年だったと思います。

しかしその不安定な日々の中、これまで音楽をやってきた上で
初めて「確かな手応え」「思い描いていたもの」を身近に感じたことが多々ありました。
しかも、かなり強く感じたと思います。

仕事で作る音楽とVOCALOIDなどなどで個人制作している音楽を
きっちり分けて書こうかと思ったのですが、
よくよく考えるとその必要ももはや無さそうなので、まとめて書きます。

この1年で音楽の事情は今までよりも更に加速度的に変化したと思います。
CDの売上のように目で見えるものはもちろん、目で見えないものも含めて。
これは音楽だけじゃなくてメディア全てが変化の過渡期に入ったとも言えます。

春先に朝日新聞さんの取材を受けたとき、自分の立場は
「プロのクリエイター」でありながら「VOCALOIDのクリエイター」であるという、
非常に曖昧でありながら「真ん中」というわかりやすいポジションでした。

辿り着き方は違えど、この「真ん中」という層がどんどん増えて、
プロとアマの境界線がものすごいスピードで曖昧になってきています。

趣味範囲の作り手も、リスナーの存在を強く意識し(軽視しないという意味)、
そういった公人的な振る舞いを求められる。
それが行き過ぎると作り手は疲れてしまうのですが、
絶妙なバランスを保ちながら、自己満足の壁を破る人がどんどん増えているように感じます。
その行為がたとえ無意識下であったとしても、
そこに示される結果はとても良いものだと個人的には思っています。
プロである必要もなければアマである必要もありません。

自分のように意識的に真ん中に入ることとは筋道が違うのだけれど、、、
仕事音楽側に隔離されてしまうとなかなかその「真ん中」には行きにくいのも事実です。
さまざまな制約があったり、精神的な障壁があったり、プライドがあったり。
ある意味ではハイリスクなことなのかもしれません。

完全に遮られていた2つフィールドだったはずなのに、
(かつてのインディーズの商法はまた微妙なポジションですが)
真ん中に全く新しい3つ目のフィールドが形成されつつあること。

そして音楽を求めている人≒リスナーはその新しいフィールドに新しい何かを探しています。

音楽でお金を稼ぐことがプロなのであれば、もはやいつでも誰でもプロになれる時代。
音楽を大舞台で奏でることがプロであれば、集客の創意工夫・努力は必要だけれど、
インターネット以上に多くの観客を呼べる可能性のある舞台はあり得ません。

今のところの行き着く先はこの「真ん中」です。

その上で「VOCALOID」の存在は軽視出来ません。ってかしちゃいけません。
これを一過性のブームとして我れ先にと消費しようとすることはとても古い考えで、
そういった人は「真ん中」の在り方を間違ってとらえていることになると思います。
「真ん中」で行われることは商業ではないんです。結果的に商業に結びついたとしても。
そして「VOCALOID」に留まる必要も留まらない必要もないと思います。

「VOCALOID」で培われた経験は、今後、例え「VOCALOID」を離れたとしても
作り手も聴き手も、関わった人すべてが時代をリードしていくことになります。
「真ん中」にいることがどういうことか、今、身を持って体験し、
今後「真ん中」が中心となる時代で必要な感覚を持っているからです。

今年はその「真ん中」がどんどん大きくなっていきました。
力を持った企業・法人、更には国の機関までもがその存在を理解し始めて動き出し、
Twitterが日本でもブレイクし、iPhoneのようなモバイルフォンが最も売れた携帯端末となり。
時代が不景気で個人の力が目立ちやすいこともひとつの要因なのかもしれませんが、
それは逆に言えば「革命」や「維新」と呼ばれるようなものが起きる不安定な状況が
ほぼ揃っているとも言えます。

「真ん中」の環境は今もものすごいスピードで巨大化し整えられています。
「真ん中」に全てが集中したときに時代が変わったのだと認識されることになるでしょう。

自分はその「真ん中」の、あるアプローチの方法の典型例、、、端的に言えば
【商業音楽からスタートして「真ん中」に来た人】として認知されることが増えました。
これは本当に誇らしいことだと思っています。
もちろんそれに伴う誤解やトラブルも数え切れないほどあったけれど、
本名である活動名義を出していて良かったと、今は心からそう思っています。

自分以外にも似たような立場の方々が沢山いることも存じ上げております。
しかしそうであっても、考え方や筋道が微妙に違うことも多かったりもします。
必ずしも自分と同じアプローチ方法とは限らないし、
このテの考えを一切否定する人さえまだまだいらっしゃいます。

ただ、違う道を歩めど同じ向きを向いている方々が沢山いることを改めて感じてもいます。
それがひとつの束を形成し始めている、そう思います。

その束さらに大きくなったとき何が起こるのか、
自分にはまだはっきりした想像は出来ていません。
しかし自分にはそれを追いかけて見届ける、
更には体現していく義務があると思っています。
、、、このあたりは年が明けて抱負を語るときに書きましょうw

「真ん中」の巨大化を強く感じた1年であり、
自分が何をすべきか改めて感じた、2009年はそんな1年になりました。

堅苦しくまとめましたが、まぁアップダウンは激しかったけれど
充実した1年になって来年につながりそうですよってことですw

2009年もありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

それではよいお年を!!
BS11のアニソン紅白でも見つつ!!www


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